大森のハウス&アトリエ / House & Atelier in Omori
設計 ship architecture / 中村俊哉+藤井愛
施工 ファインアーツ
写真 関拓弥
設計期間 2023年5月〜11月
施工期間 2023年11月〜2024年3月
構造 RC造
延床面積 130.53㎡
architect:
ship architecture / toshiya nakamura + ai fuji
constructor:fine arts
design:2023.05〜11
construction:2023.11〜2024.03
structure:Reinforced Concrete
floor area:130.53㎡
photo : Takuya Seki
マンション2階のテナント部分を、住居とアトリエ(子どものためのアート教室)に改修する計画。
建物はシンプルな矩形の西面を前面道路に沿って斜めに切断したような形で、西面は腰高から上がすべてFIX窓となっていた。
ハウスとアトリエを矩形に沿って分割しようとすると、東西に細長い筒状の空間となり奥に行くほど暗くなってしまうため、分割のラインを西面(大窓)に直行するように設定した。
駆体に対し軸が斜めになることで玄関や廊下も光を感じる住環境となった他、間仕切りが駆体の硬直的なルールに従属することなく存在することで、この場所での生活に自由さや広がりを与えている。
大きなFIX窓をもつ西面はサンルームとした。
日射や熱をやわらげる緩衝帯であると同時にハウスとアトリエの共用の庭のような場所になっている。
サンルームの植物の色彩がダイニングへ反射し滲み出すことを想定し、家具や壁の塗装色を緑味を帯びた色調とした。